その昔、あるところに弓を習った者がいた。

師から弓を習い、師を超え、もはや敵がいなくなり、その者は弓の達人が住むと言われる山に登った。頂上付近で老いた弓の達人に出会い、衝撃を受けた。達人は弓など持たず、鳥を射抜いて見せた。名人芸だった。 このブログはその名人芸と深く関係していません。

映画「無法松の一生」

1958年に上映。
1時間と43分。
いったい何が描かれていたのか。
かんがえてみる。


1つ1つのシーン、
起こる出来事によって、
無法松がどんな人間なのかが見えてくる。


一生という時間の流れを通じて、
無法松の性格が見えてくる。

そしてその性格がゆえに呼び込んだ
運命の出会い。

その出会いは、
無法松に何をもたらしたのか。



それは、愛。
それは、孤独。


愛を知った無法松。
孤独を知った無法松。

 

愛を知ることは孤独を知ること。
孤独を感じたのは愛を感じたから。


1時間と43分。
いったい何が描かれていたのか。


この映画をひとことであらわしてみる。




「愛するということ。」

f:id:mita_eiga:20170527175139j:plain


無法松の一生 予告篇

www.youtube.com